【映画】パーフェクトレボリューション を観に行ってきました。
泣けると聞いていたので覚悟して行っていたものの、
悲壮感はなく。
実在する人物がモデルで実話を元にしたストーリー。
脳性まひで、首から下を自力で動かせなくて、電動車椅子生活をしている主人公クマ(熊篠さん)
と、パーソナリティ障害のあるミツ(子宮委員長はるちゃん)の恋愛映画。
天真爛漫なミツがどこまでも純粋で、可愛くて、純粋さゆえ、それも彼らの恋愛の障壁となる。
でも、その純粋なミツだからこそ、クマに惚れたんだろうな、と。
身体障害がありながら生活するってほんと大変だなって再認識。
なんかあった時に手も足も出ないって恐怖ですよね。
こけても自力で車椅子起こせないってそういうことかーって。
しかも、モデルとなった熊篠さんは40オーバーなので、子供の頃は今よりももっと理解されにくい環境で生きてこられたんじゃないのかな。
熊篠さんは、障害者の性に関する活動をされている方。
はるちゃんは、映画で描かれている当時は風☆俗☆嬢で、今は性に関することを中心に情報発信しているカリスマブロガーであり、お二人とも本を出版されています。
私もはるちゃんのブログ読者なので、感慨深かったです。
障害者だから不幸とか、性に関することはタブーというか清廉潔白でないといけなかったりするのってどうよ、って話になりますよね。
前に乙武さんがバッシングされてたけど、確かにコメンテーターもされていたくらいだし、文化人という観点からだと不倫してたらイメージ悪いけど、障害者はちゃんとしてないといけないか?というと何か違うし、
でも逆に障害者が不倫したらあかんのか?というと、障害者関係なく、わざわざ既婚者選ばなくて済むならそうじゃない方がいいでしょって。個人の自由だけど、その家族は迷惑だろうし。
話がずれてきた…
話を戻すと、
恋愛ものの映画で、その主人公たちが障害者だった、というお話でした。
何も抱えてない人っているのかな、みんな多かれ少なかれ、何かしらありますよね。
それがこの映画だと、脳性麻痺だったり、パーソナリティ障害だったり。
ちょっと持っているクセというか、特性というか、大変な部分が、たまたま他の人たちよりも大きかったから、そういうことじゃないのかな。
だからって恋愛あきらめるのはもったいないなぁって。
何か人より大きな荷物があると、億劫になっちゃうけど、でも、それでもできないことはないんだよなーと思ったのでした。
写真は先日食べたガレット、映画の内容と関係はありません。文字だけだと寂しいかなって。